僕のプロデュース製品の第一話です。何にしようかなーーって、考えたけど、むらちゃんCUPも週末に控えているので、第一話はスピナーベイト「ストライクマジック」について書きたいと思います。
スピナーベイトというルアーは、初めて見たときは小魚やエビなどの餌をイメージすることができず、こんなんでバス釣れるのかな?というのが印象に残っていました。それでも、幼き村川少年には、スピナーベイトというルアーが強烈に脳裏に残っており、忘れることなく時々投げていたルアーのひとつです。思い出せば、初めてランカー級のバスを印旛沼で釣ったのもスピナーベイトだったし、パラアシの中で始めてのイレグイを経験したのもスピナーベイトでした。僕にとっては、いつでもは釣れないけど、時として爆発するルアーでもあるという印象が子どもの頃からありました。
村川少年から、大人になり色々な場所や条件で釣りを経験して、スピナーベイトが特に効く時期は春と秋ということが自分的に理解をしてきました。特に、スピナーベイトは一定の条件が満たされると、他のルアーにはない釣果を叩き出す爆発力を持ったルアーなのだという理解を深めました。
そんな経験の中、エンジンさんと商品プロデュースの話が進む中で、スピナーベイトを早い段階でリリースしたいですと担当の方に言ったのを覚えています。
<ストライクマジックのメインコンセプト>
ストライクマジックを開発する際のメインコンセプトは以下のとおり
・浮き上がりを抑えるための、低重心ヘッド
・トレーラーフックいらずのビッグフック
・同サイズでのブレード展開(ブレードタイプの使い分けを提唱)ハンマードタイプも検討する。
というのが開発コンセプトだったと記憶しています。
<開発苦労話>
スピナーベイトの開発には、色々なパーツを組み合わせます。ワイヤー径、フックサイズ、ブレードサイズ、スカートの太さ・本数、ワイヤー長などなどです。それ以外にもストライクマジックは、ブレードタイプを「ダブルコロラド」「タンデムウィロー」「ダブルウィロー」タイプを出すということもメインコンセプトに入っていたので、この3種類のブレードタイプがそれぞれしっかりと仕事をするような要因を組み込まないとダメでしたので、最終的な形を見出すのが、進んでは戻り、進んでは戻りの繰り返しでとーーーっても苦労しました。
紹介動画も合わせてご覧ください。
その2に続きます!